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●2024年5月のコラム

コラム

   担当:中司祉岐

 

#1 抽象的な改善策ではなく、より具体的な
数字目標にまで落とし込む。

振り返りでは、その日の自分の行動を冷静に考え直し、改善策を考えます。

しかし、「今度から気をつけよう」とか、

「明日はもっと頑張ろう」などといった抽象的な改善策ではなく、

改善策には明日からすぐに実行できることを具体的に書きます。

本気で改善したいと思うのであれば、

「いつまでに行うか」「何を行うか」「どう行うか」

ということを具体的にすることで、

あなたの行動を変える推進力になっていきます。

その際にポイントとなるのが、具体的な目標となる数値です。

例えば、「売上をもっと増やしたい」ではなくて、

「来月の売上目標を250万円にする」、「今月より50万円アップさせる」

などと具体的な数字を掲げ、あなたの日報に書きます。

1,000万円アップさせるのと100万円アップさせるのでは、

次に「やるべきこと」が全く違うのです。

振り返りからの改善策を具体的な目標数値として落とし込むことで、

常に目標達成を意識した行動に変わるでしょう。

 

 

#2 改善策は後回しにせず、すぐに年間・月間
スケジュールに組み入れて、ルーティン化する。

振り返りから生み出された改善策は、実際に行ってこそ、その意味があります。

後回しにせずにすぐに実行しなければなりません。

確実に実行するためは、翌日のスケジュールに組み入れてしまえば良いのです。

例えば、「メルマガは週に2回、夕方16時〜17時の時間帯に必ず発信」や、

「月曜日の10時には、必ず先週のWebアクセス数をチェックする」

などといったように、

改善策を日報に書き、年間・月間スケジュールに入れ込むことで、

ルーティン化して着実に実行します

これは特に「感情型・アイティア型」の人には効果的です。

ゴールへの道筋や仕事の優先順位をつけるのが苦手、

日によってやる気の振れ幅が大きかったりする人は、

いつ、どのタイミングでやるという行動パターンを決めて、

淡々とスケジュールを消化するのです。

このようにして、感情抜きに確実に実行できるようにするための工夫が必要です。

 

 

#3 日々改善しようと頑張っている自分を称えるためのエールを送る。

一日を振り返って日報を書く時、

私は必ず、自分自身への励ましや応援の言葉を書きます。

これは、振り返りや反省とともに、

改善しようと頑張っている自分を褒めることです。

日報を書くということは、自分を客観視する作業でもあります。

そこで書いた内容に対して、もう一人の自分を応援する言葉を書いていくのです。

目標に向かって日々改善し、頑張っている自分を称えてあげることで、

さらなる前進に繋がります。

自分へのエールを忘れずに、夢に向かって日々改善していきましょう。

 

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