担当:中司祉岐
タスク完璧日報の特徴は、時間軸を主にしているのではなく、行うべきタスクやルーチンの項目を軸にしている点です。
「この仕事は、何時から何時まで行う」と予定を立て、実際にかかった時間を記録するだけではなく、
「作業への集中度はどうだったか」、
「スピードはどうだったか」を
100点満点中でいうと、何点程度の出来かを自己採点します。
書き方としては、実施時間や集中度、スピードについては、実施した直後に記録しておき、
終業後の1日の振り返り時にその日1日の仕事を振り返って、もう一度自己評価を見直すという2段構えが良いでしょう。
タスク完璧日報では、週に1度、
「自分がどのタスクに、どのくらいの時間を使っているか」、
累計時間を集計して、自分の仕事のペースと各タスクに対する時間配分を把握します。
ルーチンワークについては月末に、
各プロジェクトについてはそのプロジェクトに区切りがついた時に、
実際にかかったトータル時間を集計します。
また、何日もかかるタスクの場合は、完成を100%として、
現時点で何%程度まで進んだかを書きます。
期限と進捗状況を確認することで、
常に最終ゴールや成果物のイメージを意識しながら、
翌日行うべきタスクのウェイトや、優先順位を考えていくことができます。
最終的には、各タスクにかかった時間を計算することで、
1週間の作業時間はトータルで何分、そして1日の作業時間や休憩時間は何分と目安を決めて時間を区切り、
その中で行うことができるように時間配分し、タスクに対するスピードアップを図ります。
集計結果に基づき、当初の予定と結果のギャップを埋めていくことで、
時間配分や仕事の生産性を把握し、さらに向上させることができるようになるでしょう。