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●2021年2月のコラム

コラム

   担当:中司祉岐

 

#1 1ヶ月の時間を増やす裏ワザ?

 

日報ステーションでは月初に営業会議を行います。

上手く行ったことを発表して、勢いを付けてから、

前月の反省と改善策をペアでディスカッションしてもらい、

その月の行動目標を発表してもらいます。

その後は、経営会議。

先月は14時45分から始まった会議は、

休憩なしで終了は17時。

続いて、18時半まで個別面談。

18時半からは、ニューズレターのクライアントインタビューが1時間弱。

終わり次第、コンサルティング面談に突入。

終了が21時過ぎ。

続いて、電話打ち合わせを30分ちょっと。

私の1日はこのように、休憩なしで予定を詰め込むことが多いです。

その理由はもちろん、

1日の時間が限られているから。

予定を入れる時は、一日を6マスに分けて、

打合せやコンサルティングは基本的に2時間で行います。

なので、2時間おきに違う予定をどんどん入れています。

初回面談や、ヘビーな問題解決、

会議は2時間の2コマで4時間の予定を空けるともあります。

ですが、予定と予定の間には休憩を入れていません。

もし、予定と予定の間に15分の予定を入れると、

15分×5回で75分になるのです。

1ヶ月の労働日数が22日だと、

75分×22日で1,650分、

つまり27時間半。

1ヶ月で2日ちょっとの時間を捻出することになるのです。

15分の休憩を取って過ごした1日と、

休憩なしで過ごした1日。

疲れ方がほとんど変わらなかったです。

2時間おきでやっていることを変えているので、

集中力もほとんど変わりません。

仕事が好きで、ちょっとでも仕事を進めたい方、

早く仕事で成果を出したくて仕事の時間を少しでも長く確保したい方はおススメです。

ぜひ、休憩をしながら働いた1日と、

休憩なしで働いた1日を比べてみてください。

 

 

#2 一週間で行うPDCAサイクル。

 

今年もやりたいことが多すぎるからか、

ドキドキワクワクします。

私は、今年の前半を実りあるものにするために、

せっせと仕込みをしています。

月曜日は、週の始まり。

ということもあって、

中期スケジュール、長期スケジュールを見て、

今週のスケジュールを考え直しています。

この時間が本当に大切です。

せっかく思いついたアイディア。

実践したいと思ったこと。

やらなくては、考えた時間がもったいないです。

なので、実現の一歩はスケジューリング。

つまり、やる時間を作るところか。

ということで、月曜日はこの一週間でいつ何をやるのかを決めてます。

もちろん、月間スケジュール、年間スケジュールは

日報と一緒にファイリングして持ち歩いているので、

スケジュールをちょこちょこ書き加えてはいるのですが、

週始までは、20%から30%の余白の時間が作ってあります。

月曜日の午前中までに、入ってきた仕事を整理して、

余白時間に何をするのかを決めます。

 

このように私の場合は、

一週間の予定の70%はそれまでに決めていて、

月曜日に残り30%の余白時間に何をするのかを決めています。

一週間の予定を決めたら、

その予定に沿ってどんどん動きます。

いかに集中して処理スピードを上げられるかを考えます。

迷わずにひたすらアクションです。

そうやって、一週間を走り切って、

週末に、この一週間の動きはどうだったか、

日報を振り返りながら一人反省会。

私が重要視している割合が、

計画2割実践6割チェック1割次回への反省1割。

そうなんです。

私は現在、実践に重きを置いています。

まだ、まだ、弊社は小さい会社。

やってみないと分からない事ばかりです。

だから、実践に重きを置いて、

結果のデータの収集をしています。

今週がどんな一週間になるか楽しみですね。

 

 

#3 休みの日は、日報をどうするのか。

 

よく日報ユーザーさんに聞かれるのが、

『休みの日は、日報をどうしていますか』

私の場合、日報ファイルにスケジュールも一緒に綴じているので、

日報ファイルをどんな時でも、持ち歩いています。

私がA4サイズのバッグをいつも持ち歩いているのは、

日報ファイルを入れているからなのです。

なので、休みの日は、何か閃いた時だけ書くようにしています。

閃かなかった時は、日報はなしです。

私にとって、日報は閃き記録帳なので、

日報をめくればほとんどの閃きが記録されています。

休みの日でも、せっかく閃いたアイディアを忘れたり、

実践できないのはもったいないので、日報に記録しています。

クライアントによっては、普段通り日報を書かれる方もいらっしゃれば、

休日用の日報を作られて、

日記のように何をしたのか書かれる方もいらっしゃいますし、

休日を振り返りの日、一週間のまとめの日にされている方は、

今週実践したことを、

上手く行ったこと、

上手く行かなかったことに分けて書かれて、

ルール化・継続すること、

改善策を考えて書き出したり、

今週出来なかったことをリストアップして、

いつ実践するのか、を書き出したりされています。

休みの日の日報は、

 

・普段通り書く

・閃いた時だけ書く

・休みの日用の日報を作って書く

・一週間のまとめ日報を作って書く

・何も書かない

 

この5パターンで、まずは、自分に合っていそうなやり方を試してみてください。

 

 

 

#4 教えてもらう力。

 

先日ある企業で研修をしていたら、質問されたのが、

「どうやって出版されたのですか」

その際、出版のプロセスを事細かく説明したのですが、

一番大切なポイントは、

「出版の仕方を、出版されている方に習った」なのです。

 

「どうやって営業ができるようになったのですか」

この質問に対しても、

営業プロセスやトークスクリプト、

ツールの作り方、

リストの作り方、

応酬話法など、

様々なポイントがあるのですが、

一番大切なポイントは、

「売っている、営業マンに習った」

他にも、

 

「WEBの知識はどうやって習得されたのですか」

この答えも、

「稼いでいるアフィリエイターに習った」

 

「研修はどうやってできるようになりましたか」

この答えも、

「人気、研修講師に習った」なのです。

 

ビジネスで成果を出すときに、

最初に何が必要かというと、

私は知識だと思います。

動物のゾウを見たことがない人に、

耳が大きく、鼻が長くて、ネズミ色で、とっても大きい動物。

と伝えて、

象が想像できないのと同じで、

見たことも聞いたこともないものは想像がつかないのです。

分からないのです。

ですが、一度、見るとどんなものか分かり、

思い出すことも可能です。

だから、成果を出した方に、

どうやって出したのか聞いて、

実際の資料を見せてもらったり、

どうやって、行っているのか、行ったのかを見せてもらっているのです。

それを見様見真似でやっています。

このおかげで、

独学でやっていたら5年~10年かかることが、

2年~3年でできるようになります。

人生短いので、

誰かが成果を出していることは、

成果の出し方を習い実践して、

さっさと次のことに挑戦したいのです。

日報コンサルティングを始めて12年.

本を5冊出版して、6冊目の出版も予定しています。

社員も少し増え、頑張っているフランチャイズも少しできました。

ですが、まだまだ貪欲に先輩経営者やコンサルタントに習って、

成長していきたいと思います。

もっと教えてもらうために、

 

・習った事を素直に吸収して実践する姿勢

・実践して出た成果の報告

・上手く行かなかった時の相談

・習う時は目を輝かせて聞く

・分からないときは、分かったふりをしない

・自分の成長を信じる

・勇気をもって聞きまくる

これが私の教えてもらう力です。

 

 

#5 結果を出したときは嗚咽が出るぐらい考えています。

 

先日のお休みはのんびり過ごす予定でしたが、

次回のセミナーのチラシの初校ができたので、チェック。

キャッチーフレーズも弱く、

コンセプトも伝わりずらく、

更に、講師の魅力も伝わらず、

このままではリリースできないので、考え直し。

講師の方のホームページを見たり、

講師の方の過去開催されたセミナーチラシを探してみたり、

とりあえず、もう一度、自分の頭の中に情報を入れ直し。

何か、思いつくまで、どんどん情報を入れます。

この方の魅力は何なのか、

参加者に与えられるメリットは何なのか、

考えながら情報を入れます。

途中、自分には無理なんじゃないかという言葉が頭をよぎりますが、粘ります。

この作業、本当に辛いです。

もしかしたら、

本当にいいキャッチフレーズ、コンセプトが出ない可能性もあるので…。

ですが、出ることを信じて、2

時間、3時間とパソコンに向かいます。

気が付いたことを、とりとめもなく、ワードにメモします。

ワードのメモを読み返して整理して、

もう一度、情報に触れて、その後、気分転換に食事に行って、

その場でも、ちょこちょこ考えて、

食事中や移動中に思いついたものは、

iPhoneのメモに入れて、自宅に戻って、もう一度考える。

こんな具合に、何度もアウトプットして、

整理して修正して、を繰り返しています。

天才的なコピーライターで、

どんどんコピーが浮かべばいいですが、

私はそうではありません。

なので、ある程度の成果を求めるなら、

苦しんで苦しんでたくさんのアイディアを出して、

その中で一番いいものを採用する。

それしかないのです。

 

 

#6 結果に執着する。

 

先日面談をさせて頂いた、クライアントが、

お客さんを集めてのセミナー(勉強会)を開催されたのですが、

非常に苦戦されたそうです。

それも、そのはず弊社のようなコンサルティング会社ではなく、普通の会社です。

普通の会社が、いきなり、お客さんに勉強会をやりますから集まってください。

それも、有料の勉強会です。

と、なるとなかなか難しいです。

なぜかと言うと、

インターネットが出てきて情報化社会と言われ

あちこちにいろんなノウハウ・情報が溢れています。

更に、それらは全て無料でアクセスできます。

経営者であれば、

ビジネスで活かせれる情報はインターネットで探すのは難しく、

有料セミナーで得た方がいいと、

思われる方は多いのですが、

一般の人となると、情報への投資意識は、更に下がります。

そんな中、私のクライアントは頑張っていました。

ランディングページを作成して、

ブログで何度も告知して、

フェイスブックでも何度も紹介。

いわゆるプル型の集客では定員の5分の1も集まらず、

ここからは、覚悟を決めてプッシュ型に変更。

理由を聞けば、

セミナー(勉強会)の価値を信じていて本当に知ってもらいたいのと、

講師に招いた方を本当に尊敬していて、

その方に恥をかいて欲しくないから。

ここからは、完全に執着心です。

共感してくれそうなお客さん、

知り合い、友人に電話とメール、メッセージもちろん、

この方は営業マンではありません。

これをやる事で、徐々に参加者が集まりだして、

その次に、この方がとった行動が凄い。

なんと、同業者の方にも連絡。

私も勉強になるのだから、同業者にも勉強になるだろう。

一緒に勉強をして、いい会社になろう!

と、同業者の方どんどん申し込まれました。

もちろん、ライバルが増えて商圏が狭くなる場合は、

これをオススメしませんが、

私が、これを伝えたかったのが、

どんな事をやっても最初、

上手く行かないケースがほとんどだと思います。

ですが、結果が出ない人に何をしましたか?

と、聞いた時に●●と▲▲です。

誰でも答えそうなものが挙がってそれをしっかりと、

やり切ってる感も伝わらない。

もっと、もっと他にも手法があるのですが行動していない。

先日も、弊社のフランチャイズの方が、

日報セミナーの集客に、最初考えた告知方法では集まらなかったですよね。

ですが、ポスティングしたら意外と良かったんですよ。

と、言われていて、そうなんです。

このフランチャイズの方は夜の23時から午前3時ぐらいまで、

夜な夜な自分でポスティングをされて集客していたのです。

結果、350枚ポスティングすれば1人参加する。

という事例もできました。

最初、考えていた方法で成果が出ればいいのですが、

出ない時に、あの手、この手ができるのは結果に対する執着心があるかないか。

執着心で結果は変わると痛感した一日でした。

 

 

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