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●2023年9月のコラム

コラム

   担当:中司祉岐

#1 実践し、継続して、成果が実感できる日報。
正しい日報の書き方で人生は激変します。

日報ステーションで行っているセミナーでは、

私自身の言葉で、参加してくださる皆さんの大切な人生が変わるように、

日報の正しい書き方と、日報の定義を話しています。

嫌々書いていた日報、

何の為か分からず書いていた日報、

嘘で、そして、適当に書いていた日報

の概念が変わって、

日報をしっかり書けば人生が変わる!

と、なるように僅か2時間という限られた時間の中で、必死で話しています。

 

手帳は、予定を書くだけで、

その日の出来事を振り返ることはあっても、

「結果」を見直すことはないでしょう。

そして、業務日誌は、結果を書くもの。

 

業務日誌は、一日が終わった後に書くので、

気づきが生まれづらい上に、今日何をやったか思い出すのに一生懸命で、

時間がかかってしまう。

日記は、気づきを書くのですが、主観で書いているのでなかなか業務改善に繋がらない。

一方で私たちが提唱している日報は、朝、予定をしっかり書き、

昼間はちょこちょこ、何を行ったか書く。

夜は、予定と結果を見返して、上手くいった事と、上手くいかなかった事、

そして、上手くいった事はルール化、上手くいかなかった事は改善。

と、言ったもので、つまり、手帳の予定と日誌の結果、

そして日記の気づき、この3つの要素を入れて、日々仕事の質を上げていくものです。

 

なので、上司の為に書く日報ではなく、

あくまでも自分の仕事の質の改善の為に書くのです。

これを伝えることで、日報がみなさんにとってどのような意味を持つのか、

正しい日報の書き方を実践することで、

皆さんの人生が激変するということを感じてもらえるのではないかと思います。

どのような業種でも

どのような職種でも、

どのような地域でも、

仕事の質が上がれば成果は出ます。

 

仕事でもっと成果が出したい方には、日報の書き方

、書き続けるコツを知ってもらいたいですし、

日報の書き方を変えて、継続することでどのような業種でも成果が出る事を、

一人でも多くの方に伝えたいのです。

 

日報を実践し、継続して、成果を実感して頂きたいと思っています。

 

「日報って成果が出ないよね」って、世間的認知があるので、

何度も何度も、何度も伝えないと分かってもらえませんが、

それを覆せるように、日報セミナーを通して、熱く、何度も語っていきたいと思います。

 

 

#2 採用は、おとぎ話の「桃太郎」に似ている。

ビジョナリー採用の目指す先にあるものとは?

 

最近、弊社のクライアントの中でも、

採用で苦労されている会社が本当に多いです。

人口減少に、人口の一極集中、働き方改革など、

地方の中小企業にとっては、年々採用が厳しくなっています。

中小企業の場合、どうしても大手企業と比べれば、収入や待遇、体制など劣ってしまいます。

ですが、そのような中でも、確実に優秀な人材の採用ができている中小企業もあるのです。

これらの企業が行っているのは、

おとぎ話「桃太郎」の主人公である桃太郎が実践している採用戦略です。

桃太郎は、ほとんどの日本人が知っているおとぎ話で、

悪い鬼を桃から生まれた「桃太郎」が仲間を退治しに行くという物語です。

桃太郎が、お爺さんお婆さんにもらったきびだんごをもって、

イヌ、サル、キジを仲間に鬼ヶ島に鬼を退治しに行きます。

この桃太郎の旅についていくイヌ、サル、キジは、きびだんご欲しさもあったのですが、

何よりも桃太郎の抱く

「悪い鬼を退治したい。村を襲って、人々を苦しめている鬼を退治して、人々を幸せにしたい。」

という願望に共感したのだと思います。

採用も一緒で、きびだんご、つまり「報酬」だけでは、人は頑張れないのです。

まずは何より「悪い鬼を退治する」という目的が必要なのです。

 

これは目的と報酬のかけ算なので、

いくら報酬が高くても、経営の目的があまりない企業には人は集まりませんし、

逆に、報酬が低くても、経営の目的がハッキリしていると、人が集まることになります。

中小企業の場合、大手企業と比べると、

「報酬はあまり出せないな。会社の体制はまだまだだな」と思われていても、

自信を持って経営の目的を発信すれば、経営の目的に共感して、働きたくなる人もいるはずです。

これからの時代、優秀な人材を採用するためには、

 

報酬を上げるか、経営の目的をはっきりと示す。これが必要になります。

そこで、経営の目的や、他社との違いを表現するのが、

企業のビジョンを掘り起こし、明確にし、ビジョンで採用をする、

「ビジョナリー採用」です。

 

 

#3 気が付いたことはいつやるのか?
気づきをすぐに行動につなげるためのヒントは?

クライアントやスタッフを見ていて、

気が付いたことを実践できない最大の理由は、「忘却」です。

 

やるべきことに気づいて、「すぐやろう」と思っていても、

メモをせずに忘れてしまうからです。

人は、忙しいと、すぐにやろうと思っていても、

なかなかすぐにできません。

なので、どのような小さな気づきでもメモをすることが大切なのです。

また、気が付いたことを実践できないもう一つの理由は、

「いつ実践するのかを決めていない」からです。

いつ実践するのか決めていないと、

やるべきことが先送りになってしまいます。

そして、その「やる気」が失われていきます。

人のやる気は、やろうと思い立った時が一番高くて、

日に日に、そのやる気は落ちてしまいます。

やりたいことを先送りすると、やる気は激減してしまうのは、

誰しもが一度は経験したことがあると思います。

なので、やることに気が付いた時の私のルールは、

「15分でできることはすぐにやる」

「もしくはその日のうちにして、時間がかかることは、月間スケジュールに書き入れる」

 

更に、「書き入れた予定は、ずらさないように油性ボールペンで書く」ようにしています。

営業や商談が入ると、ついついずらしたくなりますから、ずらさないようにしているのです。

 

 

#4  人には「成長のタイミング」が必ずある。
 スタッフに対しても、伴走者であり続けたい。

誰しも人には、成長のタイミングがあります。

どんどん吸収するタイミングや、どんどん実践するタイミング、

なかなか人のアドバイスが聞けないタイミング、

遠回りしてしまうタイミング、反発してしまうタイミング、

感情で突っ走ってしまうタイミングなどがあって、言うまでもなく、

人それぞれ、吸収する量や成長は異なります。

どれだけ同じことを何度も説明してもわかってくれない・・・。

こちらが思ったように、動いてくれない・・・・。

何度指摘しても同じミスや失敗を繰り返してしまう・・・。

なかなか成長しない、育ってくれないスタッフに対しても、
必ずどんどん吸収できるタイミングが来ると信じて
待つことが大切です。

以前、某大手企業のやり手専務に、

「なぜ、○○社長の右腕を務められているのですか?

▲▲専務でしたら、独立しても上手く行くのになぜ、

独立されなかったのですか」 と聞いたことがあります。

私の質問に対して、

「○○社長は、自分が30代前半の、思いあがった時期に、

説教もせずに、聞く耳を持てるまで待ってくれたから。

僕は、あの時に僕を育ててくれているのは、○○社長。

○○社長の度量の大きさにはかなわない。○○社長について行こう

と思っているから」と言われていました。

 

▲▲専務は、過去の自分の停滞時や悩んでいた時期、

そして失敗を繰り返していた時期、

誰しもが一度は経験したことのある辛い、苦い経験。

そんな時に、親身になって接してくれる存在の大切さに気づいていらっしゃいました。

そして、▲▲専務の話を通して、彼がついていこうと決めた社長の行動、

「待つこと、見守ることの大切さ」を学びました。

スタッフに対しても、伴走者であり続けたいと思う、
今日この頃です。

 

 

#5 不安な自分を前に進めるために
必要なのは、紙とペンのみ。

私は、仕事をしていて不安を感じる時、必ず行うことがあります。

それは、「何が不安なのか、どんな成果を出したいのか」を紙に書き出すことです。

そして、この不安を解消するために、

「自分は今、何ができるのか」、

「何をしたら、今抱えている不安がなくなるのか」を

思いつく限り書き出します。

そこで、

実践できるものはすぐに実践します。

すぐに実践できないことは、いつやるか決める。

具体的に実践する日を決めるのです。

そうして、今できることは全て行っていると、改めて認識し、
自分に言い聞かせることで、自分を落ち着かせています。

今自分の置かれた状況を冷静に判断し、
前に進むための精神状態を作り出すのです。

こうして、

精神衛生上よろしくない時間を一日でも一時間でも短くすることで、

楽しい時間を送ることができるのです。

一度きりの人生、限られた時間の中で、不安を抱えて生きる時間はできるだけ少なくしたい。

不安な自分を前に進めるために、紙とペンさえあればできる事なので、やらない手はないですね。

 

 

#6 チームは楽しくなければ続かない。

儲かることより大切なこと。

日報ステーションでは、フランチャイズ加盟のコンサルタントを

随時募集しています。

その際には日報ステーションのフランチャイズ加盟希望者に、

契約内容、日報コンサルタントの仕事内容について、
そして一日の仕事の仕方を説明します。

一週間、一ヶ月、年間での仕事の流れの説明。

面談の内容の説明。

クライアントとの契約方法の説明。

契約獲得方法の説明。

加盟後の研修、集客の流れの説明。

初年度のクライアントの獲得状況、収益の説明。

3年後、5年後の展開の説明。などなど。

約1時間程かけて説明します。

これらの内容を理解してもらったところで、日報コンサルタントに
なりたいか聞きます。

その後は、私から質問攻め。

これまで、何をしてきたのか。

日報コンサルタントのイメージ

なぜ、日報コンサルタントになりたいのか、

日報コンサルタントになって何がしたいのか、

3年後、5年後のドリーム・ヴィジョン、ポリシーなどを
2時間ぐらい聞くのです。

先日フランチャイズの説明をした相手は、現役のコンサルタントであり、仕事仲間。

知り合って3年半。

いつもは、わいわい楽しく話す仲間でしたが、会議室で真剣な話をしました。

日報コンサルタントに興味を持った理由は、
今までと違ったアプローチで、クライアントをフォローしたい。

今後のことを考えると、今のコンサルティングスタイルだと、

スタッフの雇用は難しく、顧問先の量は限られるので、

日報コンサルティングを取り入れてもっと多くのクライアントと関わりたい。

日報ステーションのビジネスモデルがシンプルで、目標も立てやすい。

などといったことが主な理由でした。

そして何より、

「日報ステーションの今後の展開が気になる」

「日報コンサルタントの仕事はやりがいがある」
とのこと。

私は、最後の二つの理由が特に嬉しかったです。

フランチャイズの説明や、面談は真剣ですが、

終始、笑顔と笑いが飛び交っていました。

事務所での約2時間の説明を終えて、食事にも行ったのですが、
食事中も加盟後の展開シミュレーションの話ばかり。

自然に仕事の話で盛り上がれるって本当に大切です。

現在、成果をどんどん出して頂いているフランチャイズの方々や、
日報ステーションを支えてくれている協力会社の皆さんと一緒に時間を過ごす時は、

ビジネスの話がほとんど。

そう、私たちビジネスマンにとって、世間話がビジネス談議なのです。

下手をすると、ビジネスの話しで2,3日どころか、

一週間は盛り上がることができそうな勢いです。

同じヴィジョン、同じ価値観を持っているので、

話が弾んで尽きることがないのでしょう。

一緒にビジネスを行っていく上で、時間を共有して楽しい。

一緒に仕事をしていて楽しい。

これが、共に働く上で長く良い関係を続けることができる
大切な要素なのです。

私は、スタッフを採用する際に、
「一日を共に過ごして、この人と今後一緒に仕事がしたい。楽しい。」

と思えなければ、採用を見送るようにしています。

会社の目的はもちろん顧客創造、顧客満足ですが、

これを実現するには、チームが必要になります。

そして、このチームは楽しくないと続かないのです。

 

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