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●2023年12月のコラム

コラム

   担当:中司祉岐

#1 自分の人生を変える一週間にするために
週のスタートは濃い月曜日から!

 

我が家には二人の娘がいます。

元気いっぱいの娘たちと遊んで過ごした日曜日から一転。

今日も、フル稼働の月曜日の始まりです。

毎朝9時前に自宅を出て、70㎞離れた下関で、約40分間の商談。

終わるとすぐに来た道を戻り、一路、事務所に戻ります。

事務連絡が終わり、2日前から、パソコン設定のトラブルの解決を試みるも、

クライアント企業の会議参加(120分×2社)が控えていたので、

約40分間の滞在で移動開始。

立て続けに、2件の会議参加を済ませ、事務所に戻ります。

移動の間は、尊敬する経営者からの新ビジネスについて電話相談をしながら、

あっという間に到着。

その後は、事務所でフランチャイズ加盟希望者の現状ヒアリングを1時間。

終わると、120分のコンサルティング面談を2件行い、

昼間に断念したパソコン設定のトラブルの解決に再度挑戦。

結果、15分で解決。その後、企画担当のスタッフと、来年度の日報定期便の企画会議。

これがリフレッシュをした日曜日からの

フル稼働の月曜日の私のスケジュールです。

仕事が終わり、事務所を後にするときは、集中力も完全に使い切っていました。

ジェットコースターが登り切ったところからの、

急加速して駆け抜けていく感覚に近いです。

まさに、ジェットコースターを降りた時のように、

膝に力が入らず、ガクガクしています。

でも、月曜日の夜は毎晩、この勢いで、

今週も一週間、精一杯頑張り切ろうと思えるのです。

一週間は、月曜日の使い方で決まります。

月曜日をいかに充実させるかで、一週間は変わります。

月曜日に、しっかりと仕事を入れることと、

スケジュールをしっかり組み立てる時間を取ることが大切です。

予定も少なめで、仕事も少なめにしていると、火曜日から頑張ろう!

なんてことは少なく、そのままだらだらと一週間が終わってしまいます。

だから私は、自分の人生を変える一週間にするために、
月曜日を濃い一日にするのです。

 

#2 白熱会議での効果的な発言タイミング

弊社では毎朝の朝礼以外に、毎月定例の社内会議を行っています。

各コンサルタントに自身の先週の動きについて報告してもらうことで

自身の課題について徹底的に考えます。

例えば、安定的に売上が出ると、クライアント数が15件を超えると、

満足してしまうのか、歩みがペースダウン・・・。

そこでもう一度、どうなりたいのか、

今月の残り時間の行動の宣言をしてもらいます。

これはコンサルタント同士がお互いのパフォーマンスを共有し、

そしてさらに自身のコンサルティングスキルの向上に繋がる

気づきを見つけるための白熱会議です。

この会議の目的は、各コンサルタントが自身のコンサルティング力を磨く訓練の場なので、

私はできるだけ聞く側に徹し、報告後の最後に発言をするようにしています。

そうすることで、コンサルタント自身が、

自分自身はこれからどこを目指したいのかを考える機会になるのです。

 

#3 会社を「起業」から「企業」へ脱皮させることの難しさ

起業して、自分1人で行っている頃や、社員が10人以下の時は、

自分が頑張ればなんとかなる。

自分が頑張ればスタッフがついてくる。

そんなものでしょう。

だから、漢字も、

起業は、「己が走る」なのです。

しかし、社員が10人を超えてくると、

社長一人で頑張っても、会社は上手く行きません。

スタッフが何人かいるので、誰かが行ってくれると思っても誰も頑張らなくなったり、

自分より成果を出していないスタッフがいるから、

成果が上げられていないのに安心してしまうスタッフが出てきたりします。

また、いくら教育してもこちらが意図する方向と違う方向に行ってしまうスタッフや、

報告、連絡、相談をしないスタッフが出てきたり・・・。

そうならないために、「企てて経営する」会社にしないといけません。

そうです。これが、「企業」です。

会社を「起業」から「企業」に脱皮させる必要があります。

しかし、これが本当に難しい・・・。

プレイヤーとして優秀な社長やスタッフは、

決してマネージャーとして優秀ではなかったり、

今いるスタッフの中に、マネージャーになれる能力のあるスタッフがいなかったり、

起業から企業に脱皮できる会社は本当に稀です。

 

なので、「企業」になりたい会社は、

企業になった会社を徹底的に分析して、

企業に成り得た理由を探して、

これを実践することも必要でしょう。

まずは他社の成功事例を通して、

戦略的に企てて経営する会社にしていくのが第一歩なのです。

 

#4 営業の楽しさを感じるために越えるべき壁

私は、営業が上手く行かなかったり、心が折れて営業が嫌いになったり、

断られるのが怖くなったり、ちょっとしたつまずきを超えられなくて、

営業活動を辞めてしまう人を何人も見ました。

ちょっとしたつまずきを超えられない理由としては、

・準備不足

・成果への執着心の低さ

・断られることで自分を否定されたと思ってしまう

・挫折に慣れていない

などの理由が挙げられます。

なので、営業を上手く行かせようと思えば、

・成果にしっかりとコミットする

・営業前にトーク・ツール・リストのしっかりとした準備

・断られるのは、自己否定ではなく営業力不足

・上手く行かないのは当たり前と考える

上手く行かないときは、これらのどこか頑張り切れていない部分があるのだと思います。

なので、これができれば、必ず営業は上手く行きます。

あとは、これをどこまで深く行うかです。

そして、上手く行かなくても努力をして、実力を上げて、

つまずいていた部分をつまずかなくなると、自信に変わります。

また次のつまずきがあっても、それを乗り越えると、より自信に繋がります。

ここからは好循環で、努力すればするほど、自分の実力は上がり、

難しい仕事もできるようになり、自信が増すでしょう。

自信が増すから新しい挑戦もできるのです。

こうなってくると、どんどん成長することができます。

私はお客様に営業の楽しさを知ってもらいたくて、

クライアントを応援する日報コンサルティングを行っています。

もし、今、何かにつまずいていたり、壁にぶつかっているのであれば、

努力によって実力を上げて乗り越えてもらいたいのです。

何かで成果を出すためには、苦しんで苦しんで苦しんで、

壁を乗り越えて行く必要があるのです。

 

#5 今年の振り返りで改めて考える。
「お客様にどのような価値を提供できていますか?」

あっという間に、今年も残すところ、残り数日。

弊社では毎年の年末恒例の社内研修として、

社員全員での勉強会を開催しています。

この年末勉強会のテーマは、
『自分たちの仕事は何か』

日報コンサルタントは、クライアントの日報に、
返事を書くだけの仕事であれば、
10分×30日の300分。つまり時間にして5時間なので、5000円のサービスになってしまいます。

日報の添削と日報を書き続けるのを促すだけの人
であれば、せいぜい、もらえるのは20,000円。

しかし弊社の日報コンサルタントは、自分たちが
お客様に何を売っているのか、

どんな価値が提供できるのか。

これを考えて、ここに自信が持てないと、
それ以上の代価をいただくことはできません。

私の場合は、
「お客様が望んでいる以上の、希望に満ちた未来を提供すること」

をいつも念頭に置いています。

お客様にとっては、未来を実現するための投資なので、

私たちのサービスにお金を払って頂けるのです。

お客様である中小企業経営者の場合、

契約時に金銭的に余裕のある経営をされている方は少なく、

私たちと語る未来に一縷の望みを託され、

一緒に考えたアクションプランを信じて邁進されています。

そのため私たち日報コンサルタントは、

日々お客様の会社の発展手法を血眼になって探しています。

お客様にとって私たちのサービスは、先行投資なので、

リターンがないと契約は打ち切られます。

だからこそ、私たちも真剣になります。

真剣だからこそ見えてくる本質もたくさんあるのです。

混沌とした現場や、成果を出されたクライアント企業で、

気が付いた解決策が、他のクライアント企業でも応用でき、飛躍のキッカケになります。

私たちは、お客様である経営者に、これを実践すれば。

将来が間違いなく変わる。

そして、このノウハウを一人でも多くの経営者に知ってもらいたい。

このような思いでコンサルティングをしています。

そして、
お客様に人生を変えてもらいたい。

(少しおこがましいですが)

私だったら変化のキッカケが与えられる。

これを強く思うから、「応援日報を世の中に広めたい」、熱い思いを伝え、

契約を勧めることができるのです。

自社のサービスはお客様にどのような価値を提供できるのか、

そしてお客様はこの価値を享受して本当に幸せになるのか。

この2つの問いに、絶対的な自信のある答えを持っていると、説得力が増します。

今年も残りわずか。
皆さんも、年末年始に、「自分のサービスはお客様にどのような価値を提供できるのか」、

「お客様はこの価値を享受して本当に幸せになるのか」を改めて考えてみられてはいかがでしょうか。

 

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